Monthly Archive: 8月 2024

内定者7人「初めまして!」~顔合わせ会~

皆さんこんにちは、採用担当です!

8月も終盤だというのに、まだまだ暑い日が続きますね…

今回は、28日に行った内定者の初顔合わせの模様をレポートします♪


バイトや大学の課題などで忙しい中、うれしいことに4人が本社を訪れ、3人がオンラインで参加して
くれました!

この日は福井新聞創刊125年の節目の日とあって、採用担当の3人も気合十分!
背中に「創刊明治三十二年」の文字と、逆にエモさを感じる? 懐かしの旧福井新聞ロゴが入った
おそろいのTシャツで自己紹介させてもらいました。

この日が初の顔合わせとなった7人は、友人と旅行・食事を楽しむ写真や、部活で汗を流す写真などを提示
しながら自己紹介。普段の学校生活や暮らし、趣味、関心があることを発表しました。それぞれが話し
終えると「大学の近くに美味しいご飯屋さんはある?」「私もK-POPが好き!」などと質問や感想が飛び
交うなど、次第に緊張がほぐれて打ち解けられた様子。
同期との絆を深める第一歩にしてもらえたようでこちらもうれしい限りです♪

後半は、今年4月に入社した先輩社員のうち3人が会場に駆けつけてくれました。
入社後、一生懸命取り組んできた業務や休日の過ごし方を紹介。内定者からは「ちゃんと休みはとれますか」
「取材はいつから一人で行きますか」などの質問が挙がり、よりリアルな現場の声に耳を傾けていました。

顔合わせ終了後は懇親会も開催! リアル参加の内定者4人と1年目の先輩、採用担当が集い、お酒や食事を
楽しみながらざっくばらんに会話を楽しみました。
こちらもそれぞれの人柄に触れることができ、4月から一緒に仕事をすることが楽しみになりました!
ありがとうございました。

内定者同士が交流できる機会は今後も企画しますので、その模様はこちらのブログでお届けしたいと
思います!

新入社員の経験談参考に~インターンシップ2・最終日~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回はインターンシップ第2日程・最終日の様子をお伝えします♪


この日は福井新聞社が県立美術館などとタッグを組んで開催している展覧会「古代エジプト美術館展」を
見学に訪問。先輩社員のSさんや学芸員のTさんに話を聞きました。一見、新聞社と美術は関係がなさそうな
気がしますが…S先輩とTさんは「福井県民によりよい美術作品を見てもらいたいという思いは同じ」と口を
そろえます。新聞社は地域貢献活動の一環として、美術館は地域の中での役割を担う上で開催する意義が
あり、新聞社は主に記事や広告を通じた広報、美術館は展示指導といった運営役に役割分担し、規模の
大きな展覧会を誘致、実現していると教えてくれました。

参加者は実際の展示会場もじっくりと見学。少女のミイラの実物や多数の装飾品が展示されていて、
ガラスケースに近づいてまじまじと見入っていました。


続いては、クロスメディアビジネス(CMB)局のY先輩から仕事の内容ややりがいを紹介してもらいました。
CMB局は新聞社の強みを生かした新規事業開発を行っている部署で、中でもY先輩は動画事業をメインに
取り組んでいるとのこと。かるた全国大会の動画配信や、県産食材PR動画作成といった、これまでに
取り組んできた業務について話しました。Y先輩は、会社の支援制度を使ってドローンの操縦資格を取得!
大学のころから興味があったことがきっかけになり、今や業務の中でどんどんその腕を磨いているそう。
ドローンがあると「広い画角の絵が撮れるため仕事の幅も広がる」と話し、自分の興味が仕事に生きている
ことを教えてくれました。


インターンシップ最後のプログラムは、今年4月入社の新入社員と交流するコーナー。
先輩社員としてCMB局からK先輩、編集局報道部からO先輩が登場しました。就活を終えてまもない世代という
こともあり、参加者は次々と手を挙げて質問していました。一部を抜粋して掲載します。

<県外大学からなぜ地元にUターンしたのか?>
K先輩→東京にあこがれをもって進学したが、都会に行っても地元の少子高齢化や地域の活力を生むには
どうしたらよいかなど、福井の社会問題のことばかり考えていた。その福井で影響力がある、福井新聞社を
就職先に選んだ。

O先輩→ペンの力で世の中を変えたいと思っていた。帰省の度に福井の心地よさを感じ、福井で人の
ためになる仕事をしたいと思った。

<業務をこなす上で大変なことは?よかったことは?>
K先輩→抱えている業務はいくつもあるので、抜け落ちがないように気を張っている。
担当している物産サイトの売り上げが前年より伸びていることがうれしい。

O先輩→日々の取材をこなしながら新たなネタを探すといったスケジュール管理は難しい。
それでも、取材相手から掲載のお礼が手紙で届くなど反響があるとうれしい。

<就活はどうやって乗り越えた?>
K先輩→別企業の早期選考やインターンシップの選考に落ちた時は「どうしよう…」と焦った時期もあった。
目の前のことに集中して取り組みながら、友達に相談に乗ってもらえば大丈夫!

O先輩→面接は実践の中でスキルを伸ばした。メンタル的にきついと感じた時は、友人らに不安を話すことで
気持ちが楽になった。

<入社前後でギャップはあったか?>
K先輩→こんなにいろいろな業務をやらせてもらえるとは思っていなかった。部長や先輩がマンツーマンで
手厚く教えてくれることもありがたかった。

O先輩→入社からわずか3週間ほどで自分の記事が紙面に掲載される。1カ月もすれば自分でネタを探しに
出かけていたので、与えられる裁量は大きいと感じた。

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9月3日からのインターンシップは、特に記者を目指している学生に向けた内容になる予定です!こちらの
様子もこのブログで紹介しますので、新聞社や報道の仕事に興味がある方は是非チェックしてみてください!

若者目線で企画、改善点提案~インターンシップ②・2日目~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回はインターンシップ第2日程・2日目の模様をお伝えします♪


先輩社員から業務内容ややりがいを聞くコーナーには、入社2年目の営業事業局所属・O先輩が登場。
県内の企業を訪ね新聞広告を提案したり、イベントの企画を含めた広告展開を考えたりと、新人時代から力を
入れてきた取り組みを教えてくれました。

特に印象に残る仕事として紹介してくれたのが、昨秋の「新聞広告の日」(10月20日)に合わせて行った
企画。新聞広告の魅力をPRするのが目的で、例年新人が知恵を絞った自由な発想で広告を企画しているそう
です。O先輩らは他媒体と組み合わせた新たな取り組みをしようと、ティックトッククリエイターを招いて
動画と新聞のコラボ企画を展開しました。動画撮影といった不慣れな業務やスケジュール調整に苦労したと
しつつ「企画の立ち上げ方など学ぶことが多くあった」と話していました。

営業の仕事に関心がある参加者も多く「顧客のニーズをくみ取るために心がけていることは何か」「なぜ
営業の仕事をしたいと思ったのか」など、次々と質問が。「営業の仕事の魅力は?」との質問に、Oさんは
「成果が数字で出てくるところ。昨年の自分を越えるつもりで業務に取り組んでいる」と力強く語ってくれ
ました。


続いては、記事のネット配信やアプリ開発などを担っているデジタルラボからH先輩が登場。福井新聞の
電子版「D刊」アプリの記事にコメント欄を新たに設ける想定で、どんな機能をもたせるかを考えるグループ
ワークを行いました。2チームに分かれた参加者は、「『メッセージ欄』という名称にしたほうが気軽に使える
雰囲気があっていい」「〝炎上〟対策としてNGワードは設定する必要がある」などの意見を挙げてくれ
ました。H先輩は自分たちの部署でも同様に考えたところ▼有識者にコメントを書いてもらう▼書いた人に
ポイントを付与する-などのアイデアが出たとし、参加者は自分たちとは別の発想に気づきを得た様子でした。


グループワークを通じて学生同士が話すことで、だんだん緊張もほぐれれきた様子。

引き続き、営業事業局のT先輩&M先輩による「県内大学への進学率を上げるための企画案」を考える
ワークショップも行いました。参加者は、事前に考えてきた「企業のように大学の教授や学生が説明会を
開く」「新聞学部をつくる」などのアイデアを披露。グループのメンバーと共有し、意見をもらいながら
ブラッシュアップし発表しました。


最後は紙面製作の要である編集局・整理部を訪問。実際に紙面づくりを行っている端末を使って、紙面に
見出しをレイアウトする体験を行いました。ここでは、O部長とS主任が紙面の構成や面ごとの特色を説明。
紙面を見ながら嶺北・嶺南といった面には県内各地域の情報がぎゅっと詰まっていること、各面にトップ
記事、準トップ記事などの順位付けがあり、見てほしいニュースほど見出しのサイズが大きくなっている
ことを学びました。


一人ずつ見出しを打ち込む体験では、フォントやサイズ、色使いを変えることで紙面の印象が一気に変わる
ことを確認。整理記者が日々頭を悩ませて紙面を作り上げていることも実感できた様子でした。

次回は、新聞社主催の美術展見学や1年目の先輩と交流する様子をお伝えします。

記者になりきりインタビュー挑戦~インターンシップ②・初日~

皆さんこんにちは、採用担当です!

福井新聞社では今月から、2024夏のインターンシップを行っています。

今回は、本日始まった第2日程の模様をお伝えします。

今回の日程には、県内外の大学に通う1~3年生の9人が参加してくれています。
まずは自己紹介から。名前や大学名に加えて、「プロ野球の観戦に行けた」「友人と旅行の約束をした」
など、最近あったうれしいニュースを発表し合いました。

 
最初のプログラムには、編集局報道部・運動班デスクで27年目のH副部長が登場。日本中が熱狂した
パリオリンピックで現地取材を担当、14日に帰国したばかりだそうで、現場の雰囲気や県勢の活躍ぶりを
熱く語ってくれました♪

H副部長は県勢を追いかけ、越前市出身の見延和靖選手が出場したフェンシング男子エペ団体や、勝山市出身の
山口茜選手が出場したバドミントン女子シングルスなどを観戦したそう。中でも「奇跡を見させてもらった」
と興奮気味に語ったのが、鯖江高校出身の杉野正尭選手が出場した体操男子団体総合の試合。挽回の難しい
点差をつけられる中で、杉野選手がミスのない演技を披露し会場全員が注目。H副部長は「会場の雰囲気が
がらっと変わったのを感じた」そうで、それがライバル中国に重圧をかけ、日本が金メダルを獲得する立役者
になったと語りました。

参加者は現場を生で見たH副部長の話に興味がわいたようで「時差がある中でどんな工夫をして取材を
したか」「選手と信頼関係をつくるために心がけていることはあるか」など、次々と質問を投げかけました。

 
午後からは取材体験プログラムを実施。報道部デスクのY部長が、取材や原稿執筆のノウハウを教えて
くれました。新聞の原稿は「リード」と呼ばれる第一段落目に、5W1Hといった大切なことを詰め込むことで、
記事の概要を伝える役割を果たしていると説明。記者と聞くと「文章を書くのが苦手な自分には向いて
いない…」などと考える学生さんは多いですが、Y部長は「ある程度新聞の原稿は書き方がパターン化されて
いるため、気にする必要はない。私も学生のころは国語が苦手だった」と笑顔で呼びかけていました。
加えて▼大切なことを最初に書く▼内容ごとに改行することで読みやすくする―といった、エントリーシート
を書く際にも役立つコツを伝授しました。


教わったノウハウを生かすべく、参加者は記者になりきって取材に挑戦! 地域おこし協力隊として県外から
移住(現在は退任)した版画家のOさんをお招きし、インタビュー記事を執筆する想定で質問を投げかけ
ました。Oさんが持参した多数の版画作品を間近で見て、記事の構成や質問内容を熟考。「移住してよかった
ことは何か」「心に残っている活動はあるか」「アートを生かしてどんなまちにしていきたいか」などと
活発に問いかけてくれました。

原稿を書いて提出してくださった方は、記者経験のある人事担当者が添削!
良かった点などを後日フィードバックさせてもらう予定です♪

初日から盛りだくさんの内容でしたが、みなさんメモを取りながら真剣に話を聞いてくれていました。

明日は、デジタルラボや営業事業局の仕事に触れる様子をお伝えします!

新聞社が美術展?なぜ?~2024夏・インターンシップ3日目~

皆さんこんにちは、採用担当です!

前回に引き続き、7日から始まったインターンシップの様子をお伝えします!

最終日は本社を飛び出し、福井県立美術館を訪問。同美術館と福井新聞社などが実行委員会をつくり開催
している「古代エジプト美術館展」を訪問しました。

同展覧会は全国で人気を集めていて、装飾品や化粧道具、ミイラなど多彩な遺物約200点を展示しています。
展示は7月20日に始まり、開幕10日で来場者は1万人を超えたそうです。

まずは同館の副館長が、美術館とマスコミがタッグを組んで展覧会を開く理由を話してくれました。
優れたコレクションを広く福井県民に見てもらいたいという思いがあるとし「新聞社をはじめとしたマスコミ
と共同で展覧会を開くことで広報の機会が増える。一面に掲載した翌日には、多くの人が美術館に足を運んで
くれた」とメリットを説明。一方、福井新聞社営業事業局のS先輩は「新聞社としては県民の方に優れた文化に
触れる機会を提供するメセナ(企業による文化・芸術活動支援)の側面がある」と意義を話していました。

学生は展示品をじっくり見学。神殿の柱の一部や人型の木棺に加え、実際のミイラなど普段お目にかかれない
数々の展示品に見入っていました。

社員が業務内容を語る「社員に聞く」のコーナーには、クロスメディアビジネス局よりK先輩が登場。自身も
サイクリストというK先輩は、10月の開催に向けて準備の真っ最中という自転車イベント「ツール・ド・ふくい」
を紹介してくれました。同イベントは、K先輩が「いつかやりたい」と長年温め続けてきた企画なんだそう。
新聞社の信頼や、人・企業のつながりといった強みを生かして新規事業開発を行っている同局に異動した
こともあり、上司や会社に企画を提案して実現にこぎつけたそうです。新規に企画を立ち上げる際には「関係
各所との打ち合わせや調整など大変なことも多い」とぽろり。それでも「自分がやりたい企画が通った時は
うれしいです!」とやりがいを語っていました。

最後のプログラムは、今年4月に入社した1年目の先輩による業務紹介!
編集局報道部のK先輩と、営業事業局のY先輩が、普段の業務内容を詳細に教えてくれました。
年齢が近い先輩ということもあり、参加者からは働き方や就活に関する質問が次々と飛び出しました!

<質問の一例>
▽休みはちゃんと取れますか?
→担当のイベントなどがあると土日も出勤するが、ちゃんと平日に代休が取れる(Y先輩)

▽この仕事をやっていてよかったと思うことは?
→取材相手が喜んでくれた時が一番うれしい。影響力が大きいので県民の役に立てる(K先輩)

▽心がけていることは?
→先輩のアドバイスを素直に聞くこと。休日は趣味に没頭してリラックスしている(Y先輩)
→分からないことを一人で抱え込ます、先輩やデスクにすぐ聞くようにしている(K先輩)

3日間のインターンシップもこれで終了!
最初は緊張した様子だった参加者もすっかり雰囲気に慣れ、積極的に質問したり、研修の
感想を話したりしてくれました。何より、グループワークなどを通して参加者同士が仲良くなり、
和気あいあいと活動して頂けたことが人事担当者にとっては一番の喜びです!

就活はまだまだこれからですが、いろいろな企業・分野に触れることで自分のやりたい仕事、
働きたい環境を見つけて、納得のいく就職先を見つけて頂きたいと思います。
その中で「福井新聞社で働きたい!」と思ってもらえたらとてもうれしいです。

13人のみなさんお疲れさまでした、ありがとうございました♪

8月20日から開催する次回インターンシップの模様も、こちらのブログでお届けします!

営業にデジタル、業務は多彩!~2024夏・インターンシップ2日目~

みなさんこんにちは、採用担当です!
前回に引き続き、7日から実施中のインターンシップの模様をお伝えします!


2日目は、営業事業局のY先輩の話からスタート!1日の動きや印象に残っている業務を教えてくれました。
5年目のY先輩は入社後、先輩から引き継いだ業務を着々とこなしつつ、自身のデザインスキルを磨く外部
講座にも参加。現在はそのスキルを活かし、女性に焦点を当てた新企画立ち上げに奔走しているそうです!
営業職に対するイメージからか、学生からは「ノルマはないですか?」との質問が。Y先輩は「ノルマはない
から安心して」と呼びかけ、ポリシーとして「押し売りは絶対にしないが、クライアントに合うものは
しっかり提案するようにしている」と教えてくれました。一方、上司には「クライアントから出稿を頂く
ために努力をしているかどうかを見られている」とのこと。特に自分が担当している企画は責任感をもって
相手に提案しているそうで、「お金を頂く分プレッシャーは大きいが、出稿が決まった時や、顧客のために
なっていると感じられた時は本当にうれしい」とやりがいを語っていました。
また、クライアントを訪ねるのは一人でも「目標を達成するために複数人で動くこともある。仕事は
チームで動いているので不安は感じなくて大丈夫」と話していました。

 
続いて登場したのは、営業事業局のT先輩とM先輩。官民連携でまちづくりに携わるなど、地域の旗振り役
として広告営業の枠を超え取り組んできた企画を例示し「広告を売るだけではないのが新聞社の営業。様々な
取り組みができる風土がある」と強みを語ってくれました。
2チームに分かれてのグループワークでは「県内大学への進学率向上策」を考えました。学生は事前に考えて
きた案を次々と発表しつつ、他社の意見を聞いてブラッシュアップ。「魅力ある学科があることをしっかり
広報する必要がある」「大学で作った学校紹介新聞を高校に掲示する」などの提案をしてくれました。


続いてはデジタルラボのA先輩が登場。エンジニアであるA先輩は、福井新聞電子版「D刊」の音声読み
上げや、好きな写真を使って無料で作れる「マイ誕生日新聞」など、自身も開発に携わった機能を紹介して
くれました。ネットニュースなどに表示されている「コメント欄」について考えるワークショップも!
コメント欄は13人全員が見ているそうで、「コメント欄がなくなると他の人の意見が分からなくなる」「嘘が
紛れている可能性もあり見る上では注意が必要」などと意見を交わしながら存在意義を考えました。


実際の紙面を制作している整理部の業務も見学してもらいました!
この日は、8日付オリンピック特集面を作っているK先輩&T先輩のデスクにお邪魔しました。
2人は、スケートボード女子パークで銀メダルを獲得した開心那選手の記事をレイアウトしている真っ最中!
通信社からは開選手の活躍を伝える原稿、写真が複数届くため、担当者はどれを紙面に使うか厳選します。
より読者が読みたい原稿はどれか、写真は表情がばっちり見えるものを使うか、躍動感を重視するか…。
読者でもある学生にも意見を求めつつ、頭を悩ませていました。
参加者は整理部の端末を実際に使い、原稿を紙面に配置したり、見出しを付けたりする作業も体験!
真っ白な画面が少しずつ埋まっていく新聞づくりの行程を間近で見て、触れてもらいました。

次回は、新聞社と文化事業の関わりを学んだ美術館見学や、1年目社員と交流する様子をお伝えします♪

記者の仕事って面白そう!~2024夏・インターンシップスタート~

みなさんこんにちは、採用担当です!

福井新聞社・2024夏のインターンシップが7日、本社で始まりました!

今夏のインターンシップは3日間、全3日程を開催します!
初回は、新聞社の業務全般を体験、知って頂ける総合コースとして実施しています。
忙しい夏休みの合間を縫って、県内外の大学に通う学生13人が参加してくれています♪


自己紹介では最近あった身近ないいニュースと、インターンシップで学びたいことを一人ずつ発表。
「ATMで新札が出てきた!」「新聞業界の概要を知りたい」などと元気よく話してくれました。


社員に業務内容を聞くプログラムでは、編集局報道部所属のH記者が登場。26年目のベテランで、
社会的弱者とされる人々に焦点を当てた連載を執筆しつつ、デスクとして若手らに原稿の書き方、
取材の手法などを指導しています。

能登半島地震の被災地や、強制不妊問題の実態に迫る取材経験を聞いた参加者からは「デリケートな
話は話したくないと思う人が多いのではないか? 取材させてもらえるのか?」との質問が。H記者は
「基本的に人は自分のことをしゃべりたいもの」とした上で「話したいと思ってもらえる空気を作り、
相手に寄り添う姿勢を忘れないことが大切だ」と伝えました。
また自身が他県の地方紙に寄稿した経験などから、最近は地方紙同士がお互いの記事を掲載するなどして
連携し、紙面の価値を高めていることも解説。家族旅行の写真も披露し、忙しいと思われがちな新聞記者も
休みはしっかり取得できていることを教えてくれました。


同じく報道部のIデスクは、取材や原稿の書き方を解説してくれました。
新聞の原稿は、リードと呼ばれる原稿の1段落目が記事の概要を伝える役割を担っているため、
「ここに大事な情報(5W1H)を全て入れないといけない」と伝授。「ぶつ切りで書くイメージ」で、
短い文章をつないでいくのが「読みやすく書きやすい原稿のこつ」と話していました。


習ったこつを生かすべく、ゲストスピーカーを招いての取材にも挑戦!
参加者は記者になった想定で、多文化共生を目指して地域で活動しているⅠさんに次々と質問しました。
Ⅰさんは病院で外国人患者を手助けする「医療通訳者」を育成したり、サッカーを通じて福井で暮らす
外国人と日本人が交流するイベントを主催したりしています。「活動が外国人にどれくらい認知されて
いますか」「県民として一人一人ができることは何ですか」「外国人の人と接する時に気をつけることは
何ですか」などと問いかける参加者の姿は、まさに記者さながら! 返答を受けてさらに質問を続ける人も
みられました。希望者には原稿を執筆してもらい、人事担当者からフィードバックをする予定です。

初日から盛りだくさんの内容でしたが、参加者は終始生き生きとした表情で取り組んでくれました♪

次回は、営業事業局やデジタルラボ、整理部の仕事を体験する様子をお伝えします!

五輪選手の活躍、どう伝える?~紙面制作担う整理部の仕事~

みなさんこんにちは、採用担当です!

ようやく梅雨が明けて夏本番ですが、体調は崩していませんか?
先月開幕したパリオリンピックの影響で、連日寝不足の人も多いかもしれません…
今日は、オリンピック開幕に合わせて現地に負けないくらい熱気を帯びている
編集局・整理部の仕事を紹介します♪

整理部は外勤記者が取材、執筆した原稿や写真をレイアウトしたり、見出しを付けたりして紙面を
作っている職場です。オリンピックの紙面は連日3~4人が担当。部員やデスクはテレビの中継を見ながら
試合展開を見守り、より迫力ある大胆な紙面に仕上げようと知恵を絞っています。
オリンピック期間中は、整理部経験者が他部署から応援に入るなど人員を増強! 複数人で紙面レイアウト
について話し合ったり、時には仕事そっちのけ?でテレビの中継に一喜一憂したりするなど、職場はさながら
お祭りムード♪ これも紙面づくりの中枢で働く醍醐味かもしれません。

フランス・パリとの時差は7時間(サマータイム中)あり、読者のもとに新聞が届くのは競技終了から
かなり時間が経ってから。試合の勝ち負けはネットニュースなどで多くの人が認識していて、速報性は
新聞の弱みかもしれません。その分、頂点に至るまでの努力や、苦労を乗り越えてきたエピソードなど、
時間をかけてしっかり取材、インタビューしたからこそ書ける記事を掲載するようにしています。


紙面のつくりにも是非注目してください!!
通常よりも大きな見出しや写真を大胆に、ゆったり配置するレイアウトはビッグイベントならでは。
左の写真のように、左右のページに切れ目がない見開き面(完全見開き面と呼んでいます)を作ることで、
紙面の中心に大きな写真が配置できていることに気づきましたか??

ちなみに、この大きな写真に写るのは福井県勢のバドミントン・山口茜選手。原稿は福井新聞の記者が
現地に出張して取材、執筆したものです! 県勢の活躍はどこまでも追いかける、その活躍を工夫を凝らした
紙面で読者にお知らせしているのが、地元紙・福井新聞の特徴であり強みです。

オリンピックに加え、この後も夏の高校野球やインターハイ、国体など大きなスポーツイベントが目白押し。
整理部の「熱い」夏はまだまだ続きそうです!