研修8日目は棟田がお伝えします。
早いもので2回目の研修日記担当です。
早起きにも、車での出勤にも少しずつ慣れてきました。
ただ、研修が始まって以降、ご飯を食べる量がものすごく増えました。
「まあ、いっか」と思いつつも、太らないかが心配です。
さて、本日の研修は夕方から本社に出勤し、編集会議を見学、そして整理部の業務体験からスタートしました。
夕方の編集会議は翌日の紙面の内容を決める重要な会議で、その場には緊張感が漂います。以前見学させていただいた朝の会議と比べ参加されている人数も多く、「今、目の前で新聞が作られている」ということを強く感じました。
整理部では整理記者が記事の価値を判断し、見出しを付け、紙面における記事のレイアウトをしていきます。自分も翌日掲載の記事を使い実際に見出しを考えさせていただきましたが、文字制限に引っかかったり何を伝えたい記事なのかが伝わらなかったりとその難しさを痛感しました。
その後印刷センターに移動し、先ほどまで作られていた新聞が実際に印刷されるまでを見学し、さらに販売センターで配達研修を行いました。
印刷センターでは巨大な輪転機がうなりをあげ、絶え間なく新聞を生み出す様子に同期一同大興奮。輪転機の音でお互いが何を言っているかは全く分かりませんでしたが、その表情から感じていることは同じであることが伝わりました。夜の新聞社ってすごく面白いです。
印刷が終わると販売店に移動し、チラシの折り込み作業と新聞配達への同行をさせていただきました。
販売店の方が魔法のような速さで次々とチラシを新聞に挟んでいく一方、自分の動きはなんとどんくさいことか。慣れない作業とはいえ、その出来栄えに少し落ち込みました。
チラシが挟まれた新聞は各ご家庭に次々と運ばれます。また、コンビニエンスストアや病院に設置されている新聞の自動販売機の中にも新聞は配達されます。配達員の方がいて初めて手元に新聞が届くということを、自分の身をもって実感しました。
帰宅するころには空が明るくなっていましたが、疲れ以上にとてつもない充実感を得ることができた研修でした。