Author Archive: 人事担当

県内のパパママ大集合~本社でふくまむ祭~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回は、福井新聞本社で行われた大人気イベント「ふくまむ祭」を紹介させてください♪

 
ふくまむ祭は、県内のパパママと福井新聞社でつくる子育てグループ「ふくまむ」が毎年開催。親子で楽しめる19のブースやステージイベントなど盛りだくさんの内容で、約2000人が訪れました

当日は家族連れが開場前から続々と本社を訪れ、入場の列をつくりました。毎年人気のバスへのお絵描きや家族写真撮影会は整理券を配布しました。
風の森ホールで行われたお菓子まきも大盛況!みんなたくさんお菓子をキャッチできたかな??


来春入社予定の内定者もスタッフとして参加し、業務を体験してくれました。幼い子どもを抱えたママを授乳室に案内したり、問合せに対応したりと大忙し。それでも、笑顔を絶やさず来場者に声かけするなど積極的に活動してくれました。


ふくいの未来を担う子どもや、その家族に楽しんでもらえる催しを企画・運営することも福井新聞社の大切な役割です!
採用ブログでは、新聞社で働く上でのやりがいや役割を随時発信していきますので今後もお見逃しなく♪

記者、営業・事業の仕事って楽しい!~オンライン会社説明会~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回は来春入社の夏・秋採用実施に向けて開催した、オンライン会社説明会の模様をお伝えします!

県内外の大学、大学院に通う学生さん11人が参加してくれました♪


説明会には26年目のベテラン、編集局報道部のH記者が登場。今年元旦に発生した能登半島地震の被災地を訪れ連載を手掛けるなど、社会的弱者と呼ばれる人々に寄り添った記事を多数執筆してきた経験があります。
学生からの「記者の使命は何だと思うか」との問いには「世の中には困っている人がたくさんいる。その一人一人の声を聞き取って紹介することだ」と答えていました。

続いて出演したのは、今年4月に入社した営業事業局・Yさんと、編集局報道部・Sさん。入社以来記憶に残っている業務について話してもらいました。
年齢が近い先輩の経験談に、参加者もイメージを膨らませやすかった様子。「セールスの時に気をつけていることは」「これからどんなキャリアを積みたいか」などと質問が次々寄せられました。

会社の概要と福利厚生、採用日程などについても説明。創刊から125周年を迎えた歴史や、情報と信頼で福井を幸せにする「地域力創造企業」を目指し活動していることを知ってもらいました。

夏・秋採用は、会社説明会に参加していない方でも応募していただけます!
福井新聞社に興味をもってくれた方は、下記リンクのマイナビからメール(メッセージ)で「ES(エントリーシート)リクエスト希望」と書いて送ってください。来年3月卒業予定の方、既卒の方のご応募をお待ちしております!


採用日程は、10月10日(木)に1次試験、10月22日(火)に最終面接を実施。月内には内定通知する予定です。ESの記入にあたっては、マイナビ掲載の「先輩情報」も参考にしてください!

ご不明な点がありましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。
福井新聞社 経営企画局 採用担当
電話=0776(57)5190
メール=saiyo@fukuishimbun.co.jp

皆さまのご応募お待ちしております!

【夏・秋採用】9月26日(木)にWEB説明会

皆さんこんにちは、採用担当です!

福井新聞社は来春入社の夏・秋採用を実施することになりました。北陸新幹線の開業で福井が全国から注目を集める中、福井新聞社は福井をもっといい地域にできるよう「地域力創造企業」を目指しています。来年3月卒業予定の方、既卒の方、ご応募をお待ちしております!

採用試験に先立って、9月26日(木)10~12時に、オンラインの会社説明会を開催します。申し込み締め切りは9月25日(水)18時です。内容としては▽会社概要▽社員による仕事紹介・質疑=計2人(成長できた経験、やりがい、ワークライフバランスなど▽入社後の待遇・選考の日程-を予定しています。説明会に参加された方にエントリーシート(ES)をお送りします。マイナビでエントリーの上、以下のバナーから参加を予約下さい。

マイナビ2025

採用日程としては、10月上旬に1次試験、下旬に最終面接を行い、10月中の内定通知となる予定です。詳細は説明会で案内します。

ESの記入に当たってはマイナビ掲載の「先輩情報」も参考にしてください。
https://job.mynavi.jp/25/pc/search/corp101023/obog.html

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
福井新聞社 経営企画局 採用担当
電話=0776(57)5190
メール=saiyo@fukuishimbun.co.jp

それでは皆さまのご応募お待ちしております!

整理記者のお仕事拝見~インターンシップ③・最終日~

皆さんこんにちは、採用担当です!

本日は2024夏インターンシップ第3日程・最終日の模様をお伝えします♪


この日は、報道部のHデスクの仕事紹介からスタート。Hデスクは記者歴26年目のベテランで、社会的弱者とされる人々に寄り添った連載をいくつも手がけています。
印象深い取材として紹介してくれたのは、旧優生保護法における強制不妊を取り上げた連載記事。全国に約2万5千人の強制不妊手術を受けた人がいるとの報道をきっかけに、うち福井県内には75人がいることを調査して報道。県内外の当事者に話を聞き、思いや実態を6回の連載にまとめました。
当事者に取材して記事を書くということは「2万5千分の1の人生を描くということ」とHデスク。読者に「戦後最悪の人権侵害」とも言われる強制不妊手術の実態を知ってもらい、自分の人生と比較することで重大な問題であることを知ってほしかったといいます。同時に「自分に思いを打ち明けてくれた当事者に届けたいという思いで記事を書いた」と語りました。
デリケートな話題ほど取材させてくれる人を見つけるのに苦労するといった自身の経験を踏まえ、記者を目指す学生には「話を聞ける人を見つけて、つながり続けることが記者にとって一番大切なことだ」と呼びかけました。


続いて登場したのは、福井新聞のデジタル報道を担う「デジタルラボ」のA先輩。ラインニュースなどのネットニュースに記事を配信したり、福井新聞の電子版「D刊」アプリ開発など、福井新聞のデジタル報道部門が担当している業務を教えてくれました。
D刊にコメント欄をもたせる想定で、多くの人に使ってもらうための機能やルール、デザインなどを考えるグループワークも実施。A先輩の「自分が使うことを想像してアイデアを出してみて」との助言をもとに、参加者は2グループに分かれて思案。短い時間の中で「『いいね』ボタンを作って共感や批判の数を見える化する」「NGワードを設けることで秩序を維持する」など、A先輩も思わずうなずく意見を複数挙げてくれました。


午後からは、見出しをつけたり記事・原稿をレイアウトしたりして紙面制作の中枢を担う編集局・整理部を訪問しました。実際に現場で使っている専用端末を使って、紙面に見出しや写真を配置する作業を体験。同じ文言の見出しでも、サイズやフォントによって紙面の印象を大きく変えることを実感してもらいました。
「記事を生かすも殺すも見出し次第」と語ったのは、整理部経験通算9年というベテランのK先輩。外勤記者が面白い原稿を書いても「興味を引き付ける見出し、目を引くレイアウトでなければ読者に読んでもらうことはできない」とし、頭を悩ませながら紙面を作り上げる整理部の仕事のやりがいを語ってくれました。


インターンシップ最後のプログラムは、今春入社した1年目社員との交流。報道部のY先輩とS先輩に、最近手がけた記事や自分たちが就活をしていたころの動きについて話を聞きました。
多数の質問をしてくれた参加者とのやり取りを一部抜粋してお伝えします♪

【記者として働いてみて想像と違ったことは?】
Y先輩…映画やドラマで見る新聞社の報道部から、殺伐とした場所なんだろうというイメージをもっていた。実際入社してみると、デスクは優しくてのびのびと仕事ができる。自分のやりたいことを気軽に相談できる雰囲気があって働きやすい。
S先輩…入社前は、記者は不規則な仕事だと想像していて「帰れなかったらどうしよう…」と不安だった。事件事故など急きょ取材が入ることも確かにあるが、取材の合間など自由な時間はかなりある。

【就活で大切にしていたことは?】
Y先輩…面接では事前に回答を用意するのではなく、自分の思いを素直に伝えることを意識した。
S先輩…やりたいと思った仕事をすることに決めていた。

【子どもの体調不良の時はどうしている?】
Y先輩…入社の時から「子どものことを第一優先でいい」と言われている。何かあれば上司に連絡し、予定していた取材に代わりの記者を出してもらうなどのフォローをしてもらっている。

【取材準備ってどんなことをしている?】
S先輩…過去に福井新聞に掲載された記事を見て、事前に質問を用意している。
Y先輩…過去記事はあまり参考にしない。自分が聞きたいこと、読者が聞いてほしいであろうことを想像して質問を用意している。

【I、Uターン就職ってどう?】
Y先輩(Uターン)…最初からUターンするつもりで県外へ進学した。県外に出て、生活するなら落ち着いた福井がいいなと改めて感じた。
S先輩(Iターン)…地方に行く不安はあったが、福井出身の大学の同級生にいろいろ質問して解消した。

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8月から始まったインターンシップも、この日で全3日程が終了しました。
参加して頂いた皆さんには、少なからず福井新聞社の仕事を知っていただけたでしょうか?
いろいろな会社のインターンシップに参加することで、自分がやりたいと思える仕事を見つけてくださいね♪

県内外から多くの学生の皆さんに参加して頂きとてもうれしかったです、ありがとうございました!

書く楽しさ、難しさ実感~インターンシップ③・2日目~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回は、参加者に取材や記事の執筆を体験してもらったインターンシップ第3日程・2日目の模様をお伝えします♪


まずは報道部のIデスクによる「取材・原稿執筆講座」からスタート。
Iデスクは入社28年目のベテランで、普段から多くの記者の原稿チェック、手直しを担当しています。
記事の執筆に関しては「1文・1段落が長くなりすぎないことを心がけて」とアドバイス。長い文章は主語と述語の関係が分かりにくくなりがちで、読者が理解しづらい原稿になってしまうと指摘しました。
新聞は見出しで結論を伝え、リード(原稿の1段落目)で概要を伝え、本文で詳細を伝える「逆三角形の構造」になっているため「リードが最重要だ」と強調。
リードは5W1H(いつ=When、どこで=Where、誰が=Who、何を=What、なぜ=Why、どのように=How)を盛り込んだ上で、15行までに収めるよう呼びかけました。

また「面白い記事を出稿できるかどうかは記者のアンテナ次第」ときっぱり。記者は上手に原稿を書くことより「取材で良い情報を得ることが一番大切」とし、そのためには、取材相手の状況や体調に配慮して立ち回れるかどうか「人間力が問われる仕事」と話していました。


参加者は、Iデスクのアドバイスを踏まえて取材に挑戦!
今回はゲストスピーカーとして、版画家で地域おこし協力隊として県外から移住(現在は退任)した版画家のOさんをお招きし、インタビュー記事を執筆する想定で質問を投げかけました。Oさんは芸術家であり、首都圏からの移住者であり、協力隊の経験者であり、母親であり…と多彩な顔をお持ちの方。話題が豊富な分どの部分を原稿に落とし込むかが悩ましいところです。
参加者は、自分が書きたい原稿を頭に思い浮かべながら「福井の魅力は何だと思いますか?」「移住して作風に変化はありましたか?」などと問いかけていました。


原稿のイメージが膨らんだところでいよいよ記事を執筆。実際に記者が使っているパソコンとソフトを使い、40行を目安に書いてもらいました。
記者顔負けのスピードで書く人がいれば、じっくりと考えて何度も修正を加える人も。見出しをつけたり、誤字脱字のチェックをしたりと、現役記者と同じ手順で原稿を完成させました。
グループワークも行い、自身の原稿を披露しつつほかの参加者が書いたものを熟読。同じ内容を取材していても、原稿の組み立て方や切り取った話題が全く違うことに驚いた様子で「書き始めたら『もっと質問をしておけばよかった』と思った」「決められた分量の中で何を書いたらいいか考えがブレてしまった」などと感想を話し、書く楽しさと難しさの両方を実感した様子でした。

次回は、デジタル部門や整理記者の仕事を体験する様子をお伝えします!

先輩記者に心得、やりがい学ぶ~インターンシップ③・初日~

皆さんこんにちは、採用担当です!

8月から開催している2024夏のインターンシップですが、本日から最終回となる
第3日程が始まりました! 今回は特に記者を目指している学生さんを対象にした
内容で、県内外の大学に通う8人が参加してくれています♪


現役記者から仕事のやりがいを聞くコーナーには、今夏のパリオリンピックを現地で取材した報道部(運動
班)のHデスクが登場。記者歴27年のベテランで、パリ派遣が決まった1年ほど前から入念な事前取材や
準備を続けてきたそうです。

越前市出身の見延和靖選手が出場したフェンシング男子エペ団体を取材した際には、翌日の紙面で「銀メダ
ル獲得」を伝える原稿に加えて、見延選手の飛躍をたどる緊急連載もスタートさせました。これも「事前の
準備を入念にしてきたからできた」そうで、パリ派遣が決まってからは、見延選手が福井にいる度、時には
県外へ足を運んで取材を重ねたそう。見延選手に関するあらゆる知識、情報を蓄積してきたことで、時間が
ない中でも豊富な原稿を出稿することができたことを教えてくれました。また、入念な準備は「効率は悪い
かもしれないがスキルや人脈、知識が次に生きてくる」と意義を語っていました。


続いて話をしてくれたのは、「データジャーナリズム」と呼ばれる報道に力を入れている報道部(社会班)の
S先輩。データジャーナリズムは調査報道の手法の一つで、さまざまなオープンデータを解析しビジュアル化
して伝えることで、社会問題の掘り起こしを目指すものです。S先輩はふるさと納税について、全国1700
以上の自治体の黒字、赤字を計算して地図で色分け。格差が一目で分かるようにすることで、大都市は大赤字
になって制度を問題視していることを記事にした事例を紹介してくれました。

【福井新聞オンラインで公開中】ふるさと納税、全国1741市区町村の黒字と赤字を可視化

また、県内で甚大な被害をもたらした福井豪雨から20年の節目を迎えた今夏は、県立大の学生と共に報道
写真を地図上に表示するデジタルアーカイブを作成。「災害が身近に起こりうることや対策の必要性を幅広い
世代に伝えたい」との思いから、新聞紙面だけでなくデジタルの活用を発案。社内に残る報道写真のデータを
掘り起こし、被害の発生地点を選ぶと当時の甚大な被害を記録した写真が閲覧できるサイトを作ったことを
紹介しました。

【S先輩と学生らが作成したサイト】学生が聞いた「福井豪雨」の証言

データジャーナリズムの取り組みには、データ解析やビジュアル化する上で「エンジニアやイラストレーター
の力が非常に重要」とS先輩。新聞社や記者と言うと文系の人が選ぶ職業というイメージが強いかもしれない
が、自身も理系の人間であると話し「記者はに問われるのは情報を引き出す能力。書くことに自信がないと
思わずに、理系の学生にも新聞記者を目指してほしい」と呼びかけました。また「幅広い分野の人と毎日
出会え、(地域に根差して)深い人付き合いができる」と地方紙で働く魅力も熱弁。面白い話題を掘り起こせ
ば、地方紙でもデジタルの力を活用して世界に情報を発信できると話していました。


報道部(写真班)のカメラマン、Nデスクによる写真講座も実施! 参加者は一眼レフを使った人物撮影に
挑戦しました。二人一組になった参加者は、雑談の中で相手の特徴をつかみ、雰囲気に合ったポーズや
構図を思案。ずっしりと重みのある一眼レフをしっかり構えて、スマホとは一味違う写真撮影を楽しんだ
様子でした。
Nデスクは季節感あふれる風景写真やポートレートなど、これまでに撮影してきた中から約40枚の写真も披露。
一見何気なく撮影した写真のようでも、目立たせたい被写体にのみピントを合わせたり、じっと構えて笑顔の
瞬間にシャッターを切っていたりと計算し尽された構図ばかり。ここぞの瞬間を逃さないよう、被写体の
動きを予測してカメラを構え続けていることも教えてくれました。
参加者の「カメラマンに必要なスキルは?」との問いには、特別な技術よりも「相手をリスペクトする
気持ちと謙虚さが大切」ときっぱり。その心がけにより、特に人物撮影では「撮影対象者からいい表情が
引き出せる」と話していました。

次回はゲストスピーカーを招いた取材体験の模様をお伝えします!

内定者7人「初めまして!」~顔合わせ会~

皆さんこんにちは、採用担当です!

8月も終盤だというのに、まだまだ暑い日が続きますね…

今回は、28日に行った内定者の初顔合わせの模様をレポートします♪


バイトや大学の課題などで忙しい中、うれしいことに4人が本社を訪れ、3人がオンラインで参加して
くれました!

この日は福井新聞創刊125年の節目の日とあって、採用担当の3人も気合十分!
背中に「創刊明治三十二年」の文字と、逆にエモさを感じる? 懐かしの旧福井新聞ロゴが入った
おそろいのTシャツで自己紹介させてもらいました。

この日が初の顔合わせとなった7人は、友人と旅行・食事を楽しむ写真や、部活で汗を流す写真などを提示
しながら自己紹介。普段の学校生活や暮らし、趣味、関心があることを発表しました。それぞれが話し
終えると「大学の近くに美味しいご飯屋さんはある?」「私もK-POPが好き!」などと質問や感想が飛び
交うなど、次第に緊張がほぐれて打ち解けられた様子。
同期との絆を深める第一歩にしてもらえたようでこちらもうれしい限りです♪

後半は、今年4月に入社した先輩社員のうち3人が会場に駆けつけてくれました。
入社後、一生懸命取り組んできた業務や休日の過ごし方を紹介。内定者からは「ちゃんと休みはとれますか」
「取材はいつから一人で行きますか」などの質問が挙がり、よりリアルな現場の声に耳を傾けていました。

顔合わせ終了後は懇親会も開催! リアル参加の内定者4人と1年目の先輩、採用担当が集い、お酒や食事を
楽しみながらざっくばらんに会話を楽しみました。
こちらもそれぞれの人柄に触れることができ、4月から一緒に仕事をすることが楽しみになりました!
ありがとうございました。

内定者同士が交流できる機会は今後も企画しますので、その模様はこちらのブログでお届けしたいと
思います!

新入社員の経験談参考に~インターンシップ2・最終日~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回はインターンシップ第2日程・最終日の様子をお伝えします♪


この日は福井新聞社が県立美術館などとタッグを組んで開催している展覧会「古代エジプト美術館展」を
見学に訪問。先輩社員のSさんや学芸員のTさんに話を聞きました。一見、新聞社と美術は関係がなさそうな
気がしますが…S先輩とTさんは「福井県民によりよい美術作品を見てもらいたいという思いは同じ」と口を
そろえます。新聞社は地域貢献活動の一環として、美術館は地域の中での役割を担う上で開催する意義が
あり、新聞社は主に記事や広告を通じた広報、美術館は展示指導といった運営役に役割分担し、規模の
大きな展覧会を誘致、実現していると教えてくれました。

参加者は実際の展示会場もじっくりと見学。少女のミイラの実物や多数の装飾品が展示されていて、
ガラスケースに近づいてまじまじと見入っていました。


続いては、クロスメディアビジネス(CMB)局のY先輩から仕事の内容ややりがいを紹介してもらいました。
CMB局は新聞社の強みを生かした新規事業開発を行っている部署で、中でもY先輩は動画事業をメインに
取り組んでいるとのこと。かるた全国大会の動画配信や、県産食材PR動画作成といった、これまでに
取り組んできた業務について話しました。Y先輩は、会社の支援制度を使ってドローンの操縦資格を取得!
大学のころから興味があったことがきっかけになり、今や業務の中でどんどんその腕を磨いているそう。
ドローンがあると「広い画角の絵が撮れるため仕事の幅も広がる」と話し、自分の興味が仕事に生きている
ことを教えてくれました。


インターンシップ最後のプログラムは、今年4月入社の新入社員と交流するコーナー。
先輩社員としてCMB局からK先輩、編集局報道部からO先輩が登場しました。就活を終えてまもない世代という
こともあり、参加者は次々と手を挙げて質問していました。一部を抜粋して掲載します。

<県外大学からなぜ地元にUターンしたのか?>
K先輩→東京にあこがれをもって進学したが、都会に行っても地元の少子高齢化や地域の活力を生むには
どうしたらよいかなど、福井の社会問題のことばかり考えていた。その福井で影響力がある、福井新聞社を
就職先に選んだ。

O先輩→ペンの力で世の中を変えたいと思っていた。帰省の度に福井の心地よさを感じ、福井で人の
ためになる仕事をしたいと思った。

<業務をこなす上で大変なことは?よかったことは?>
K先輩→抱えている業務はいくつもあるので、抜け落ちがないように気を張っている。
担当している物産サイトの売り上げが前年より伸びていることがうれしい。

O先輩→日々の取材をこなしながら新たなネタを探すといったスケジュール管理は難しい。
それでも、取材相手から掲載のお礼が手紙で届くなど反響があるとうれしい。

<就活はどうやって乗り越えた?>
K先輩→別企業の早期選考やインターンシップの選考に落ちた時は「どうしよう…」と焦った時期もあった。
目の前のことに集中して取り組みながら、友達に相談に乗ってもらえば大丈夫!

O先輩→面接は実践の中でスキルを伸ばした。メンタル的にきついと感じた時は、友人らに不安を話すことで
気持ちが楽になった。

<入社前後でギャップはあったか?>
K先輩→こんなにいろいろな業務をやらせてもらえるとは思っていなかった。部長や先輩がマンツーマンで
手厚く教えてくれることもありがたかった。

O先輩→入社からわずか3週間ほどで自分の記事が紙面に掲載される。1カ月もすれば自分でネタを探しに
出かけていたので、与えられる裁量は大きいと感じた。

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9月3日からのインターンシップは、特に記者を目指している学生に向けた内容になる予定です!こちらの
様子もこのブログで紹介しますので、新聞社や報道の仕事に興味がある方は是非チェックしてみてください!

若者目線で企画、改善点提案~インターンシップ②・2日目~

皆さんこんにちは、採用担当です!

今回はインターンシップ第2日程・2日目の模様をお伝えします♪


先輩社員から業務内容ややりがいを聞くコーナーには、入社2年目の営業事業局所属・O先輩が登場。
県内の企業を訪ね新聞広告を提案したり、イベントの企画を含めた広告展開を考えたりと、新人時代から力を
入れてきた取り組みを教えてくれました。

特に印象に残る仕事として紹介してくれたのが、昨秋の「新聞広告の日」(10月20日)に合わせて行った
企画。新聞広告の魅力をPRするのが目的で、例年新人が知恵を絞った自由な発想で広告を企画しているそう
です。O先輩らは他媒体と組み合わせた新たな取り組みをしようと、ティックトッククリエイターを招いて
動画と新聞のコラボ企画を展開しました。動画撮影といった不慣れな業務やスケジュール調整に苦労したと
しつつ「企画の立ち上げ方など学ぶことが多くあった」と話していました。

営業の仕事に関心がある参加者も多く「顧客のニーズをくみ取るために心がけていることは何か」「なぜ
営業の仕事をしたいと思ったのか」など、次々と質問が。「営業の仕事の魅力は?」との質問に、Oさんは
「成果が数字で出てくるところ。昨年の自分を越えるつもりで業務に取り組んでいる」と力強く語ってくれ
ました。


続いては、記事のネット配信やアプリ開発などを担っているデジタルラボからH先輩が登場。福井新聞の
電子版「D刊」アプリの記事にコメント欄を新たに設ける想定で、どんな機能をもたせるかを考えるグループ
ワークを行いました。2チームに分かれた参加者は、「『メッセージ欄』という名称にしたほうが気軽に使える
雰囲気があっていい」「〝炎上〟対策としてNGワードは設定する必要がある」などの意見を挙げてくれ
ました。H先輩は自分たちの部署でも同様に考えたところ▼有識者にコメントを書いてもらう▼書いた人に
ポイントを付与する-などのアイデアが出たとし、参加者は自分たちとは別の発想に気づきを得た様子でした。


グループワークを通じて学生同士が話すことで、だんだん緊張もほぐれれきた様子。

引き続き、営業事業局のT先輩&M先輩による「県内大学への進学率を上げるための企画案」を考える
ワークショップも行いました。参加者は、事前に考えてきた「企業のように大学の教授や学生が説明会を
開く」「新聞学部をつくる」などのアイデアを披露。グループのメンバーと共有し、意見をもらいながら
ブラッシュアップし発表しました。


最後は紙面製作の要である編集局・整理部を訪問。実際に紙面づくりを行っている端末を使って、紙面に
見出しをレイアウトする体験を行いました。ここでは、O部長とS主任が紙面の構成や面ごとの特色を説明。
紙面を見ながら嶺北・嶺南といった面には県内各地域の情報がぎゅっと詰まっていること、各面にトップ
記事、準トップ記事などの順位付けがあり、見てほしいニュースほど見出しのサイズが大きくなっている
ことを学びました。


一人ずつ見出しを打ち込む体験では、フォントやサイズ、色使いを変えることで紙面の印象が一気に変わる
ことを確認。整理記者が日々頭を悩ませて紙面を作り上げていることも実感できた様子でした。

次回は、新聞社主催の美術展見学や1年目の先輩と交流する様子をお伝えします。

記者になりきりインタビュー挑戦~インターンシップ②・初日~

皆さんこんにちは、採用担当です!

福井新聞社では今月から、2024夏のインターンシップを行っています。

今回は、本日始まった第2日程の模様をお伝えします。

今回の日程には、県内外の大学に通う1~3年生の9人が参加してくれています。
まずは自己紹介から。名前や大学名に加えて、「プロ野球の観戦に行けた」「友人と旅行の約束をした」
など、最近あったうれしいニュースを発表し合いました。

 
最初のプログラムには、編集局報道部・運動班デスクで27年目のH副部長が登場。日本中が熱狂した
パリオリンピックで現地取材を担当、14日に帰国したばかりだそうで、現場の雰囲気や県勢の活躍ぶりを
熱く語ってくれました♪

H副部長は県勢を追いかけ、越前市出身の見延和靖選手が出場したフェンシング男子エペ団体や、勝山市出身の
山口茜選手が出場したバドミントン女子シングルスなどを観戦したそう。中でも「奇跡を見させてもらった」
と興奮気味に語ったのが、鯖江高校出身の杉野正尭選手が出場した体操男子団体総合の試合。挽回の難しい
点差をつけられる中で、杉野選手がミスのない演技を披露し会場全員が注目。H副部長は「会場の雰囲気が
がらっと変わったのを感じた」そうで、それがライバル中国に重圧をかけ、日本が金メダルを獲得する立役者
になったと語りました。

参加者は現場を生で見たH副部長の話に興味がわいたようで「時差がある中でどんな工夫をして取材を
したか」「選手と信頼関係をつくるために心がけていることはあるか」など、次々と質問を投げかけました。

 
午後からは取材体験プログラムを実施。報道部デスクのY部長が、取材や原稿執筆のノウハウを教えて
くれました。新聞の原稿は「リード」と呼ばれる第一段落目に、5W1Hといった大切なことを詰め込むことで、
記事の概要を伝える役割を果たしていると説明。記者と聞くと「文章を書くのが苦手な自分には向いて
いない…」などと考える学生さんは多いですが、Y部長は「ある程度新聞の原稿は書き方がパターン化されて
いるため、気にする必要はない。私も学生のころは国語が苦手だった」と笑顔で呼びかけていました。
加えて▼大切なことを最初に書く▼内容ごとに改行することで読みやすくする―といった、エントリーシート
を書く際にも役立つコツを伝授しました。


教わったノウハウを生かすべく、参加者は記者になりきって取材に挑戦! 地域おこし協力隊として県外から
移住(現在は退任)した版画家のOさんをお招きし、インタビュー記事を執筆する想定で質問を投げかけ
ました。Oさんが持参した多数の版画作品を間近で見て、記事の構成や質問内容を熟考。「移住してよかった
ことは何か」「心に残っている活動はあるか」「アートを生かしてどんなまちにしていきたいか」などと
活発に問いかけてくれました。

原稿を書いて提出してくださった方は、記者経験のある人事担当者が添削!
良かった点などを後日フィードバックさせてもらう予定です♪

初日から盛りだくさんの内容でしたが、みなさんメモを取りながら真剣に話を聞いてくれていました。

明日は、デジタルラボや営業事業局の仕事に触れる様子をお伝えします!