記者の仕事って面白そう!~2024夏・インターンシップスタート~

みなさんこんにちは、採用担当です!

福井新聞社・2024夏のインターンシップが7日、本社で始まりました!

今夏のインターンシップは3日間、全3日程を開催します!
初回は、新聞社の業務全般を体験、知って頂ける総合コースとして実施しています。
忙しい夏休みの合間を縫って、県内外の大学に通う学生13人が参加してくれています♪


自己紹介では最近あった身近ないいニュースと、インターンシップで学びたいことを一人ずつ発表。
「ATMで新札が出てきた!」「新聞業界の概要を知りたい」などと元気よく話してくれました。


社員に業務内容を聞くプログラムでは、編集局報道部所属のH記者が登場。26年目のベテランで、
社会的弱者とされる人々に焦点を当てた連載を執筆しつつ、デスクとして若手らに原稿の書き方、
取材の手法などを指導しています。

能登半島地震の被災地や、強制不妊問題の実態に迫る取材経験を聞いた参加者からは「デリケートな
話は話したくないと思う人が多いのではないか? 取材させてもらえるのか?」との質問が。H記者は
「基本的に人は自分のことをしゃべりたいもの」とした上で「話したいと思ってもらえる空気を作り、
相手に寄り添う姿勢を忘れないことが大切だ」と伝えました。
また自身が他県の地方紙に寄稿した経験などから、最近は地方紙同士がお互いの記事を掲載するなどして
連携し、紙面の価値を高めていることも解説。家族旅行の写真も披露し、忙しいと思われがちな新聞記者も
休みはしっかり取得できていることを教えてくれました。


同じく報道部のIデスクは、取材や原稿の書き方を解説してくれました。
新聞の原稿は、リードと呼ばれる原稿の1段落目が記事の概要を伝える役割を担っているため、
「ここに大事な情報(5W1H)を全て入れないといけない」と伝授。「ぶつ切りで書くイメージ」で、
短い文章をつないでいくのが「読みやすく書きやすい原稿のこつ」と話していました。


習ったこつを生かすべく、ゲストスピーカーを招いての取材にも挑戦!
参加者は記者になった想定で、多文化共生を目指して地域で活動しているⅠさんに次々と質問しました。
Ⅰさんは病院で外国人患者を手助けする「医療通訳者」を育成したり、サッカーを通じて福井で暮らす
外国人と日本人が交流するイベントを主催したりしています。「活動が外国人にどれくらい認知されて
いますか」「県民として一人一人ができることは何ですか」「外国人の人と接する時に気をつけることは
何ですか」などと問いかける参加者の姿は、まさに記者さながら! 返答を受けてさらに質問を続ける人も
みられました。希望者には原稿を執筆してもらい、人事担当者からフィードバックをする予定です。

初日から盛りだくさんの内容でしたが、参加者は終始生き生きとした表情で取り組んでくれました♪

次回は、営業事業局やデジタルラボ、整理部の仕事を体験する様子をお伝えします!