五輪選手の活躍、どう伝える?~紙面制作担う整理部の仕事~

みなさんこんにちは、採用担当です!

ようやく梅雨が明けて夏本番ですが、体調は崩していませんか?
先月開幕したパリオリンピックの影響で、連日寝不足の人も多いかもしれません…
今日は、オリンピック開幕に合わせて現地に負けないくらい熱気を帯びている
編集局・整理部の仕事を紹介します♪

整理部は外勤記者が取材、執筆した原稿や写真をレイアウトしたり、見出しを付けたりして紙面を
作っている職場です。オリンピックの紙面は連日3~4人が担当。部員やデスクはテレビの中継を見ながら
試合展開を見守り、より迫力ある大胆な紙面に仕上げようと知恵を絞っています。
オリンピック期間中は、整理部経験者が他部署から応援に入るなど人員を増強! 複数人で紙面レイアウト
について話し合ったり、時には仕事そっちのけ?でテレビの中継に一喜一憂したりするなど、職場はさながら
お祭りムード♪ これも紙面づくりの中枢で働く醍醐味かもしれません。

フランス・パリとの時差は7時間(サマータイム中)あり、読者のもとに新聞が届くのは競技終了から
かなり時間が経ってから。試合の勝ち負けはネットニュースなどで多くの人が認識していて、速報性は
新聞の弱みかもしれません。その分、頂点に至るまでの努力や、苦労を乗り越えてきたエピソードなど、
時間をかけてしっかり取材、インタビューしたからこそ書ける記事を掲載するようにしています。


紙面のつくりにも是非注目してください!!
通常よりも大きな見出しや写真を大胆に、ゆったり配置するレイアウトはビッグイベントならでは。
左の写真のように、左右のページに切れ目がない見開き面(完全見開き面と呼んでいます)を作ることで、
紙面の中心に大きな写真が配置できていることに気づきましたか??

ちなみに、この大きな写真に写るのは福井県勢のバドミントン・山口茜選手。原稿は福井新聞の記者が
現地に出張して取材、執筆したものです! 県勢の活躍はどこまでも追いかける、その活躍を工夫を凝らした
紙面で読者にお知らせしているのが、地元紙・福井新聞の特徴であり強みです。

オリンピックに加え、この後も夏の高校野球やインターハイ、国体など大きなスポーツイベントが目白押し。
整理部の「熱い」夏はまだまだ続きそうです!